ガネーシャ

OM5HAIR

2010年02月18日 16:03


これから唐人町のヘアサロン、OM5HAIRを少しずつご紹介します。
先ずはインドの神様「ガネーシャ」。

結構知ってる人は多いのではないでしょうか?

2年ほど前に話題になった本に「夢をかなえるゾウ」でかなりのひとのこころに根付いた?であろうガネーシャ。
シヴァ神と女神パールヴァティーの息子であります。

人間の身体ですが、首から上はゾウです。

障害を取り去り、また財産をもたらすと言われ、商業の神・学問の神とされる。
何かを始めるときにとてもよい結果をもたらすと云われています。
インドのマハラシュトラ州を中心にデカン高原一帯で多く信仰されています。
乗り物はなんとねずみです。いつも一緒にいます。

ところでなんで首から上がゾウなのか???
言い伝えでは以下のようになっています。

パールヴァティー(シヴァ神の妻、ガネーシャの母)が身体を洗い、その身体の汚れを集めて人形を作り命を吹き込んで自分の子供を生んだ。
パールヴァティーの命令で、ガネーシャが沐浴の見張りをしている際に、シヴァが帰還した。ガネーシャはそれを父・偉大な神シヴァとは知らず、母の命令に従い入室を拒んだ。

シヴァは激怒しガネーシャの首を切り落とし遠くへ投げ捨てた
パールヴァティーに会い、それが自分の子供だと知ったシヴァは、投げ捨てたガネーシャの頭を探しに西に向かって旅に出かけるが、見つけることができなかった。
そこで旅の最初に出会った象の首を切り落として持ち帰り、ガネーシャの頭として取り付け復活させた。

うーんすごい話ですね。

そして特徴として、ガネーシャは片方の牙が折れています。
いくつが説があるようで、どれも面白いんです。
・取り付けた象に元々牙がなかった。
・勉強のためペン代わりに自分の牙を折った。
・月に自分の失態を嘲笑われ怒って牙を折って月に投げつけた。
この背景が、お菓子を食べ過ぎたある日、ネズミに乗って帰る途中、蛇が現れ、驚いたネズミがガネーシャを振り落としてしまい、その衝撃で腹が破裂しお菓子が散乱(!)で、そのお菓子を腹の胃袋の中に詰めなおし、再び帰ろうとすると、月に笑われた・・で、上記の反撃に出たそうで・・・そりゃ笑うわい!腹抱えて!
しかもこれを機に月の満ち欠けが始まったという壮大な話につながり・・・
などなど、他のエピソードも突っ込みどころが多いのですが憎めないユニークさがあるんですね~。


最初はなんか納得できない話!だと思ってましたが解釈の仕方で替わってきますから不思議です。
今はごく普通にというかガネーシャすごいなぁ~って思いますもんね。
何かを始める時に、ガネーシャにお祈りをしたり、マントラを唱えたり、インドでも一番人気の神様だったと思います。

神様に願いを懸けるのではなくてその神様をイメージして自分のなかに創造することでその目標に近づけることが本来のあり方だそうです。
意志の力、強くしたいですね。

Masahiro

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