アルファベット2文字と数字が並び、記号のような「OM5」
正式ロゴは
これが凡字だと
となります。
特定のイメージに覆われていないので、なんだろ?と興味(疑問)を引きつけるのでしょう。
よく以下のような質疑応答が交わされます。
■読みは?オーエム、ゴ? → 「オムファイブ」です。
■何かの頭文字? → いいえ。
■意味はあるの? → はい。私達のポリシーが反映されています。
・・・・・?
では、名前にまつわるお話しをします。興味あればご一読ください。
当初、ネーミングは難航しました。
力んで、こだわって案を大量に出すも、どれもこれも「イマイチ」止まりで、しっくりくるものがなく、いよいよ頭がスタミナ切れになる手前で、舵をとり直し、浮上したのが
「OM」と
「5」
どちらも、インド哲学の基本部分から抜き出したものです。
まず、
「OM」は、宇宙が創造された時に初めて現れた「音」とされます。(発音はA-U-M)
スピリチュアルな力をもつ音や言葉の事をマントラともいいますが、この「OM」は根源的かつ全てにつながっていく普遍的なマントラといえます。
そして、
「5」は、この世に存在する全ての物は空間、風(空気)、火、水、土の5つの要素から構成されているという一説から。
この、OMと5が共に持つ
「全て・全体」というキーワードは、
私達が志すホリスティックな世界観のベースに通じると確信し、つなげて出来たのが
「OM5」
かねてから、全体というサイクルに目(意識)を向け、置かれた立場や起こった状況を「必然」と捉え、実践に移すよう心がけていました。
(物事の一部分だけに執着し、結果それに翻弄されるがままになる警告の意味でも)
そういった下地を持ちつつ、ひょんなきっかけで流れ着いた福岡で、新しい展開を漕ぎ進めていく上で、その意識を更に鮮明にし、モチベーションをキープする為に、名前に掲げたのです
この様な背景があるとは、誰も想像できないですよね・・・
別の言葉で表すと
「物事を広~く大きく捉えると、日々出会う一つ一つの出来事を大切に扱えるよ。小さくても、大きくても、良くも悪くも・・・それは先に繋がっていくからね。」といったメッセージが込められた名前。
それは、どんな風雨にも耐える旗となり何時も私達の頭上ではためいてくれるでしょう。
追記:
OMは、マントラ(音)だけでなく、視覚的なシンボル(サンスクリット語で表された梵字)にも表され、今も人々の身近に存在しています。
上の右側の画像の左。
~クミ